嗚呼、ニキビ…

発覚まで

恐怖の和歌山日帰りドライブと前後して私が悩まされてたもの。

それは『ニキビ』

いつしか私の顔にはポツポツとニキビが増え始めていた。
そりゃ〜思春期の頃は、多少悩まされたことはあったものの
大人になってからは甘い物を食べ過ぎたり、不摂生が祟ったりしたときに
たま〜に出来るくらいで、そんなに悪化することもなかった。
なのに、ココに来て顔中ニキビだってどういうことなの!!

『なんてこった…ニキビが〜!ニキビが〜!!』
なんて騒ごうものなら、母親からは
『その歳でニキビなんて厚かましいわ!そりゃ吹き出物っちゅーねん!』とか言われ…
挙句の果てに、TVから流れてくるCMを観るたび彼氏からは
『プロ○クティブ、買ったろか?』なんて言われる始末…

何故に三十路を超えてからニキビに悩まされてる、私?
そもそも、私が何をした?
多分、ニキビに恨まれたり好かれるようなことは何もしてない。

むしろニキビが酷くなるにつれて、生活態度を見直してたりで
ニキビにとっては居心地が悪いはずなんやけどな…

もしかしたら化粧品が合わないのかもと
あれやこれや手を変え、品を変え、それでもダメならいっそ何も塗らない?
なんてこともしてみては、肌が砂漠のようにカラカラになってみたり…
特に顎周りにできるニキビには困らされた。
触ったらダメって分かってはいるが、無意識のうちに触ってしまう。

今までの食生活を見直して野菜を多めに、ヘルシー志向になってみても
改善される気配は微塵もない…。
皮膚科をハシゴしたりもしたけれど一向に良くならなかった。

見た目もよろしく無い、色々とやればやるほど成果は出ず
坂道を転がるように悪化の一途を辿るという生活を、1年ほど送り何だか疲れてきた頃
『あれま、そういや最近なんだかニキビがマシになってきたんじゃね?』
長かった私の思春期もようやく終止符を打つのかしら…
神様、仏様、そして私の努力も含めてありがとう!

そして、ニキビが落ち着きはじめてきた頃、再びシモの方が不穏な動きをし始めたのです…