婦人科デビュー②

発覚まで

看護師さんに名前を確認されながら、いよいよ診察室へ…
先生に軽く挨拶しながら席に座り、緊張しながらも今までの経緯をお話しする。
まずは内診で状態を確認し、次に血液検査、その後に先生のお話を聞くと言う流れになった。

いよいよ、人生初の内診台へ上がる時がやってきた
心臓をバクバク言わせながら準備して、なんとも座り心地の悪い内診台に腰掛けたころで看護師さんが『準備できましたか~?』なんて絶妙なタイミングで声をかけてくれる。
『はい、できました~』と伝えると待ってましたとばかり内診台がゆっくりと回って上がって行く。
は、恥ずかしい…

そして、先生が登場して人生初の経膣超音波検査が始まった。
モニターに映し出される卵巣や子宮の様子を先生が逐一説明してくれる。

先生
先生

まずは卵巣ですが両方とも正常です。腫れなどもありません。
次に子宮ですが中に筋腫があります。ココに何かあるのが分かりますか?

ふーこ
ふーこ

あっ、確かに何かありますね…

先生
先生

ココからココまでが筋腫になります。3〜3.4cm位の大きさになります。

そう言いながら先生は私にも分かりやすいようポインターを移動して測って見せてくれた。

先生
先生

続いて、子宮頸がんと体がん検診をしますね。

気持ち悪い感じがしたり痛みがあるかと思いますが少し我慢してくださいね。

子宮頸がん検診は綿棒(?)みたいなもので頸部の細胞を軽く擦られる感じで、痛みも無いので余裕で終了!
体がん検診はと言うとコレが何とも言えない感じで、思わず『うわぉ』なんて声が出てしまう。(そこそこの衝撃で何か発せずにいられなかった…)
子宮体部の細胞を取るらしく子宮辺りにズンと衝撃が走る。言うならば生理痛の様な痛み?
そして終わった後は、少し出血があった。

そして撃沈モードのまま内診終了、血液検査もサクッと済ませて
再び診察室へと戻り先生とのお話タイムへ。

先生
先生

先ほどの内診の際にもお伝えしましたが、3〜3.4cm位の子宮筋腫があります。
ふーこさんの場合、少し厄介な場所に出来ています。

ふーこ
ふーこ

少し厄介な場所とは…?(先生、怖いこと言わんといてよぉ…(泣))

先生
先生

子宮の内側に向かって出来ている筋腫で粘膜下筋腫と言います。

月経の際の出血量が増えたり、不正出血があるのもそのせいかと思います。

状態を詳しく知るために、MRIを撮ってきていただけますか?

次回、MRIの結果を持ってきていただいた時に今日の検査結果もお伝えします。では、今日はこれで終了します。MRIの予約と次回の予約を取って帰ってくださいね。

ふーこ
ふーこ

はい、わかりました。ありがとうございました!

こうして、初の婦人科デビューは何とか無事に終了した。
ストレスのせいで〜とかホルモンのバランスが悪いから〜とかじゃなく
子宮筋腫が私の中で育ってたって言うことが分かったのだ…。