旅行から戻り、まずは婦人科を探し始めた。
まずは友達に何処か良いところがないか、リサーチしてみるも
『出産するなら、〇〇産婦人科が良いよ〜!』とかは、あるものの
周りには婦人科系の疾患で病院へ掛かってる人が居らず
婦人科に関してはココって情報を得ることができず…
となれば、ネットで探してみよう。
通えそうな場所にある婦人科を見つけてはHPをチェックして、
病院の口コミサイトを見てはどんな感じか確認する。
その中から、良さげな婦人科に目星を付ける。
『あとは、行くだけ!とっとと診てもらって心も身体もスッキリするど〜!』
なんて思いつつも、なかなか気が進まない…
今までの生きて来た中で婦人科系の悩みが、さしてなかった私にとって
【 婦人科 = 未知なる世界 】
内診台に乗るのって恥かしくてイヤよねぇ…
そもそも服装ってスカートじゃないとあきまへんの?
チキンな私にとって婦人科は思った以上にハードルが高く
いろんなことを想像するだけで、どっと疲れる。
「もしかしたら私の知らないところで、身体の中で恐ろしくか大変なことが起きてるんじゃないの?」
「いやいやいや、私の生理の量なんて普通やって!言わんだけで、みんなもっと凄いはずやって!」
自問自答を繰り返しながら悶々とした日々を過ごす。
なんせ生理期間以外は何事もなく、普通に暮らせるもんだからズルズルと先延ばしに
あの旅行中に起きた出来事なんて、もしかしたら夢の中のお話だった??
そんな風に現実逃避しながら、あと一歩が踏み出せぬまま2ヶ月ほど経った9月のある日…
ウジウジしてる私の背中を押すように、今度は生理と関係なく薄っすらと不正出血が!!
『こりゃアカンわ、こりゃマズいわ…』
今日こそはと意を決して、目星を付けていた病院へ電話した。