それは突然に…②

発覚まで

やっとの思いでサービスエリアに辿り着いたけど連休のため駐車場はババ混み。
トイレからは少し遠い場所になったけど、なんとか無事に車を停められた。
本音を言えば、もっとトイレの近くに車を停めれたら嬉しかったのにな…

さて!ここからが、いよいよ本番。
なんてったって、大惨事になってる可能性があるから恐ろしい。
そーっと車から降りて第一関門であるシートの様子をドキドキしながら確認する。

おやおや?シートへの被害は大丈夫そうな感じやないの!

とりあえず第一関門はクリアしたようだ。
けれど、ここで気を緩めるのはまだ早いぞ!
パンツへの被害はまだ確認出来てない状態だ。
今日のパンツはカーキ色だから惨事があった場合は超目立つ。
お股辺りを覗いた感じは…何とか大丈夫そうな感じ(?)
しかしお尻の方は確認できないので、持ってたショルダーバックのベルトを最大限伸ばし
サッとお尻を隠してから、辿々しく少しばかりガニ股気味でトイレへと急いだ…

ハラハラドキドキの結果はと言うと、パンツもセーフ、下着もギリギリセーフ。
しかし、ナプキンは大惨事…予想を裏切らない展開。
良かった、間に合って本当に良かった。
あと少し遅ければ大変なことになってたはずだ…
普通の日用のナプキンしか持ってなかったので、このあと家路に着くまでの
スリリングさと言ったら忘れられない思い出となった。

それまでの私は、生理に関してあまり悩まされる事は無かった…
基本、生理痛もなければ、量も多分普通くらい、周期もキッチリ来ていた。

生理に関して今までこれっぽっちも悩みが無かった私にとって、
そんな出来事があって、ビックリはしたものの時間が経てば
『ストレスのせいでホルモンバランスが乱れてるんだわ、きっと…』
だから病院へ行こうなんて全く思ってなかった。
むしろ『ストレスって、こえーーーーっ!』なんて思っていた。